6位 パッソ
トヨタの車両企画力とダイハツのスモールカー開発技術・生産ノウハウなどを結集させたクルマだ。「マイ・パートナー・コンパクト」を開発テーマに、毎日の暮らしのパートナーとして活き活きとしたカーライフを提案するものである。
力強さとかわいらしさを融合させた「イカツかわいい」をキーワードとした外観デザインも特徴的だ。全長はヴィッツよりも短いものの、ホイールベースが長くなっているので居住空間にゆとりがある。

「シンプル&クリーン」をテーマにした室内は、開放的で清潔感のあるものを目指した。さらに、ユニバーサルデザインの視点から、手に馴染む使いやすさを重視した高い機能性を実現している。リヤシートは6:4分割可倒・リクライニング機構を備え、多彩なシートアレンジが可能だ。
さらに、最小回転半径を軽自動車と同レベルの4.3mとするなど、取り回しの良さも確保している。エンジンは1リッターと1.3リッターの2種類。これと4速ATとの組み合わせだ。

全車が国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成17年排出ガス基準75%低減 レベル(★★★★)」を達成するなど、環境にも配慮された。電子制御式ABSなど、必要十分な安全装備も備えている。乗る人の個性やスタイルで選べる全9色のボディカラーも楽しい。


7位 ウィッシュ
2003年1月に発売されたウィッシュは、「WISH COMES TRUE(多くの人の願いに応えること)」をテーマに、これからのクルマの理想像を追求した、スポーティでユーティリティが際立つ、クラスを超えた新世代ビークルである。
もともと5ナンバーの3列シートというと「イプサム」があったが、先のモデルチェンジで3ナンバー車となったため、5ナンバーモデルとして「ウィッシュ」が誕生した。外観はカプセルをイメージしたというスポーティなものとし、縦型グラフィックの4灯ヘッドランプが特徴的だ。

室内スペースは3列シートの7人乗り。ロングホイールベース、フラットフロアにより全席で広いレッグスペース、ゆとりのヘッドクリアランスを実現したという。分割可倒のセカンドシート、サードシートを採用し、用途に応じて広くフラットなラゲージスペースや多人数乗車が使い分けられる多彩なシートアレンジを実現した。

サードシートはワンタッチでチルトダウン格納および引き起こしが可能で、リクライニング機構も採用されている。運転席は円筒形のメーターフードやゲート式インパネを採用し、コクピット感覚を演出。足踏み式パーキングブレーキを採用し、ウォークスルーも可能だ。エンジンは全車1.8・BEAMS。組み合わされるのは4速ATのみとなる。SRSエアバッグやABSなどの安全装備はもちろん標準となる。

8位 キューブ
平成10年2月に「コンパクトでハイトなワゴン」をコンセプトに登場したキューブ。シンプルなスタイリングや、コンパクトながら広い室内などが支持され、約40万台を販売するヒットモデルとなった。

そして14年10月、2代目へとバトンタッチ。「マジカルボックス」をテーマに、広い室内空間と充実した収納装備を持ち、自分の道具として自由に使えるハコとして開発された。外観はかなり個性的。機能的な左右非対称デザインや、統一感と温かみを表現する「カドをまるめたシカク」のデザインモチーフにより、コンパクトでキビキビしたイメージを表現している。初代より全長を短くしたものの、ホイールベースを延長することで室内長を拡大させた。

また、ロング&ワイドルーフの採用と相まって、解放感のあるヘッドルームとショルダールームを実現している。フロント、リヤシートはクッションの厚みを多く取り、肩までサポートする形状とすることで座り心地のよさとホールド性を両立した。バックドアは、狭い場所でも開閉できる横開き式を採用。使い勝手のよい多彩な収納スペースも設定されている。

エンジンは1.5リッターと1.4リッターの2種類。組み合わされるのはグレードに応じ、4速ATまたは6速マニュアルモード付きのエクストロニックCVT-M6となる。駆動方式はFFのほかに、前輪駆動をベースに後輪をモーターで駆動させ、必要な時に4WDとして作動するe・4WD搭載車も設定。

9位 クラウン
ハードトップ系とは別に、独自のペースで進化するセダンは2001年8月、95年12月以来久々にフルモデルチェンジされた。伝統的な雰囲気はそのままに、よりフォーマルイメージを強調したスタイルとしている。インテリアは後席重視を強調し、UVカットガラスを標準とするなどくつろぎの空間を演出した。

エンジンは2リッターのみで、LPG仕様のほかに直列6気筒BEAMSを搭載している。組み合わされるトランスミッションは4速オートマチックのみとなるが、BEAMSエンジン搭載車には電子制御4速オートマチックのECT-iEが採用されている。なお、LPGエンジン搭載車の排出ガスは、国土交通省の「平成17年排出ガス規制」に適合。よりクリーン化することで環境性能を高めている。

安全面では、ブレーキを踏み込む速度と量から、コンピューターがドライバーの緊急制動の意思をくみ取り制動力を高めるブレーキアシストを全車標準装備としている。さらにピラーやルーフサイドレールを、衝撃を吸収する頭部衝撃緩和構造とするなど、安全性の向上が図られた。

10位 アルファード
平成14年5月に登場。トヨタの最上級ミニバンに位置付けられる。トヨペット店扱いのGとビスタ店扱いのVとに分かれ、それぞれ異なるスタイリングをもつ。「ダイナミズム&ホスピ タリティ」を開発コンセプトとし、存在感のあるスタイルや走り、高級サルーンの乗り心地や静粛性を追求するとともに、素材、照明、装備にこだわったもてなしの室内 空間を実現した。室内は低いフロアと高い室内高が特徴。

両側スライドドアの採用と相まって、優れた乗降性と居住性を確保した。さらに、扇型の大型センタークラスターを中央に配し たインストルメントパネルやボリューム豊かなシートなどが、くつろぎの室内空間を演出する。このほか、フロントフロアコンソールをまわりをほのかに照らすLEDダウンライトおよびセンター、リヤ、 クォーターの各ピラー上端に4段階調光式LED間接照明を設定し、高級感ある上質な雰囲気とした。

シートレイアウトは7人乗りと8人乗りの2タイプを設定し、フルフラットやセカンドシート回転など多彩なシートアレンジが可能だ。エンジンは3リッターV6と2.4リッター直4。このうち2.4リッターエンジン搭載車は国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」および「平成22年度燃費基準+5%」を達成している。17年4月にマイナーチェンジ。
内外装を変更して上質感・高級感がより一段と高められたほか、車速感応パワードアロックを設定するなど、より高い快適性を追求している。車両安定性制御システムなど安全装備も充実だ。